新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 Story-Standard-Rta 5時間15分00秒 レポート      作成者:エトワール


 
1.はじめに

2013年9月25日に、新・世界樹の迷宮を実時間において5時間15分00秒でクリアしました。
以下にその戦略を示していきたいと思います。
  


 
2.プレイ条件

・予め「DATA INITIALIZE」を選択しておき、データを完全に初期化しておく(1周目スタート)
・モードは「Story」を選択
・難易度は「Standard」を選択
・バグ系統の技使用禁止(主にアイテム増殖技)
・通信・QR関連使用禁止
・全滅時のリトライは使用許可
 


 
3.ラップタイム

 3DSホームメニューからゲーム開始  0:00:00
 スノードリフト撃破  0:38:00
 クァール撃破  0:53:27
 ケルヌンノス撃破  1:45:13
 クイーンビー撃破  2:03:07
 クイーンアント撃破  2:21:20
 コロトラングル撃破  2:42:24
 グアンナ撃破  3:05:06
 イワオロペネレプ撃破  3:37:00
 ギムレー撃破  3:56:07
 レン&ツスクル撃破  4:05:15
 世界樹の王撃破  4:48:44
 M.I.K.E.撃破  5:01:12
 フォレスト・セル1撃破  5:07:29
 フォレスト・セル2撃破  5:13:50
 クリアデータをセーブしますか?  5:15:00
 


 
4.クリア直後のギルドカード

 MAX LEVEL  46
 ENEMY DISCOVERY  53.45%
 ITEM DISCOVERY  39.27%
 ADVENTURE DAYS  28
 ENEMY HUNT  266
 WALK  6147
 TOTAL en  255352
 GRIMOIRE CHANCE  227
 GRIMOIRE  81
 GRIMOIRE COMPOSITION  3
 ASSISTANCE  38

 


5.戦略の概要

・レベリングについて。レベルは道中のザコと戦いながら進み、適宜クエストやミッションを報告していけばそれで事足りる


・金策について。基本的な金策は採掘で行う。というのも最も容易に準備できるのがこの採掘であり、さらには採掘物を手に入れることで達成できるクエストが2つもあるため、採掘を極めるのが最も効率が良い。ちなみに採掘のレベル振り分けは、「主人公10+ラクーナ1+フレドリカ1+サイモン5」である。主人公の10はスキルによる自力習得、ラクーナの1もスキルによる自力習得、フレドリカの1はB3Fのグリモア装備によるもの、サイモンの5はB1Fのグリモア装備によるもの


・一方、採取や伐採は殆ど行わない。重要物資である「アムリタ」は採取を行うことで手に入るが、「アムリタ」は道中で手に入るものやクエストで手に入るもので事足りるので、「ああっと!!」の危険性を減らすためにも採取や伐採はなるべく行わないようにした


・転職はしない。転職するとレベルが大幅に下がってしまい、ただでさえ苦しいザコ戦やボス戦がさらに苦しくなってしまう


・↑に関連して、「警戒歩行」が使えないためザコとは普通に付き合っていく必要がある。ただし、「獣避けの鈴」が入荷した場合はそれが使えるので、鬼畜エンカゾーンではこれを使ってエンカを抑えつつ加速できるようにする


・本作もザコから逃げにくいため、基本的には戦って倒しつつ進めていくことになる。ただし、先制を取れた場合は加速を見込んで基本逃げることにする。一方、襲い掛かりなどで死者が出てしまい、どうしようもなくなってしまった場合はその時点で即逃げを選択することにする。というのも今作は死者が出れば出るほど逃げやすくなるという仕様があるため、無駄に足掻くよりも死者が出ることに期待して逃げた方が良い方向に転ぶことが多い。仮にこれで全滅してしまっても、1回だけならリトライが使えるためそう簡単にはGAMEOVERにはならない


・蘇生手段は「簡易蘇生」、「サイモンのリザレクション」、「ネクタル類」の計3種である。「簡易蘇生」と「サイモンのリザレクション」は比較的気軽に使えるが、「ネクタル類」は限りがあるのでなるべく温存しながら進めるようにする。ザコ戦で死者が出た場合は、戦闘終了後「簡易蘇生」で蘇生するのがベスト
 


 
6.スキル振り

★主人公
「槍マスタリー1→ATKブースト3→ハーベスト1→DEFブースト1→防衛本能1→HPブースト1→ブラッドウェポン1→採掘10→槍マスタリー5→スピアインボルブ9→HPブースト10→ATKブースト6」

【要点】
・まずは「槍マスタリー1」に振って「ロングスラスト」を習得。序盤はこれが主なダメージソースとなる
・「ハーベスト」習得で回復の手間カット。序盤から終盤まで機能するので大きい
・「防衛本能」習得でザコ戦での事故率が減る。状態異常を防げれば逃げやすくもなるため加速にも繋がる
・「ブラッドウェポン」習得で火力確保。序盤では重宝。ただし中盤以降は「精神集中」でTPを確保しながら戦う必要があるので中盤以降はあまり出番が無い

・「採掘10」習得で金策に貢献
・「スピアインボルブ」習得で火力確保。中盤以降はこれが主なダメージソースとなる
・「HPブースト10」習得で耐久力UP。主人公のHPはパーティ全体の生存率にも大きく影響するので高いに越したことはない



★ラクーナ
「HPブースト5→エリアキュア1→採掘1→TPブースト1→盾マスタリー3→フロントガード4→フリーズガード9→ショックガード8→ファイアガード7」
(世界樹の王戦前に休養↓)
「盾マスタリー3+フロントガード5+バックガード5+防御陣形10+ファイアガード3+フリーズガード3+ショックガード5+DEFブースト1+HPブースト10+TPブースト1」

【要点】
・「エリアキュア」習得でクァール戦が楽になる。また、以降の探索でも使えるので貢献度は高い
・「採掘1」習得で金策に貢献
・「フロントガード」習得で劇的に安定するようになる。特に3層以降はザコ戦ですら「フロントガード」を使わないと安定しない。もちろんボス戦でも大活躍

・「フリーズガード9」習得でコロトラングルやレンの攻撃の一部を無力化できる
・「ショックガード8」習得でグアンナやイワオロペネレプの攻撃の一部を無力化できる
・「ファイアガード7」習得でギムレーや5層ザコの攻撃の一部を無力化できる

・世界樹の王戦でどうしても「防御陣形10」が必要だったので休養
・「ファイアガード3」と「フリーズガード3」は、フォレストセルの3色攻撃を軽減するために習得
・「ショックガード5」は、M.I.K.E.の攻撃の一部を無力化するために習得
・「HPブースト10」習得で耐久力UP。これは主にM.I.K.E.の「オールデリート」に耐えるために全振りしている。「オールデリート」のターンにラクーナが先読みで「ソーマプライム」を使えると以降が安定する



★フレドリカ
「銃マスタリー3→ATKブースト1→ウィークショット1→銃マスタリー7→サンダーショット4→チャージショット3→ペネトレイター3→リチャージ1→アイスショット4→フレイムショット4→ドラッグバレット3→後方支援3→後方撹乱1→フレイムショット9→ATKブースト6」

【要点】
・まずは「銃マスタリー3」に振って、3色攻撃を確保
・「ウィークショット1」習得で火力アップ
・「銃マスタリー7」に振って、「ペネトレイター」を習得。ザコ戦ではこれに助けられることがある。単純に加速にも繋がる

・「サンダーショット4」習得はケルヌンノス前。これでケルヌンノスに対する火力を上げる
・「リチャージ1」習得でTP維持率をアップ
・「アイスショット4」習得はクイーンアント前。これでクイーンアントに対する火力を上げる

・「フレイムショット4」習得はコロトラングル前。これでコロトラングルに対する火力を上げる
・「後方撹乱1」習得で4層以降のザコ戦を安定させる。後列に花やピクシーなどがいる場合に光る
・「フレイムショット9」習得はレン&ツスクル戦前。これでレンや世界樹の王に対する火力を上げる



★サイモン
「キュア5→エリアキュア1→TPブースト10→精神集中4→回復マスタリー10→リザレクション5→リジェネレート3→ディレイヒール1→精神集中10→HPブースト1」

【要点】
・サイモンのスキルポイントはかつかつである。終盤までHPブースト1に振る余裕が無いほど
・「エリアキュア」習得に関しては特に説明する必要が無いだろう。必須
・その後は「精神集中」習得一直線。TPを確保するようにしないと「アムリタ」が足りなくなってしまう

・その後は「リザレクション5」習得一直線。4層以降はグアンナ、フォレストデモン、レンなどが即死を使ってくるため、「リザレクション」を5まで上げないと立て直しが難しい
・その後は「ディレイヒール1」習得一直線。これはイワオロペネレプ戦前に習得するのだが、これが無いとイワオロペネレプと戦えない(回復が追いつかない)
・その後は「精神集中」のレベルを上げて完成。そろそろ余裕が出てきたのでここで「HPブースト1」を習得



★アーサー
「TPブースト5→博識1→氷の術式4→雷の術式4→TPブースト10→精神集中4→火の術式8→氷の術式8→大氷嵐の術式1→精神集中6→雷の術式8→術式マスタリー3→火の術式9」
(M.I.K.E.戦前に休養↓)
「術式マスタリー10+雷の術式10+TPブースト10+精神集中10」

【要点】
・まずは「博識1」を習得。ザコからのドロップは武具にもなるし、お金にもなるのでいち早く習得
・「氷の術式4」習得はクァール前。これでクァールに対する火力を上げる
・「雷の術式4」習得は2層探索途中。これでケルヌンノスに対する火力を上げる

・その後は「精神集中4」を習得してTPを確保
・「火の術式8」習得はコロトラングル前。これでコロトラングルに対する火力を上げる
・「氷の術式8」習得はグアンナ前。これでグアンナやイワオロペネレプに対する火力を上げる

・「大氷嵐の術式1」は、4層以降のザコ処理速度を上げるために習得。この辺りまでくると全体術式を連打してもTPは尽きにくい
・「雷の術式8」習得はギムレー前。これでギムレーに対する火力を上げる
・「火の術式9」習得は世界樹の王前。これで世界樹の王に対する火力を上げる

・M.I.K.E.戦はターン制限があるうえに、どうしても火力が足りなかったので休養することに
・M.I.K.E.の弱点である「雷の術式」の威力を最大限に上げるスキル振りに設定
・この「雷の術式」の高威力はフォレストセル戦でも力を発揮するため、休養スキル振り直しのロス分はほぼ取り戻せているはずである
 


 
7.各ボス簡易戦術

※基本隊列は「主ラ/フサア」である。前列2後列3。



★スノードリフト(主8、ラ8、フ8、サ8、ア8)
主人公が後列に「ブラッドウェポン」を維持しつつ攻撃。ラクーナが「明滅弾」役で、サイモンが「轟音弾」役。
「リジェネトル」だけでも回復が追いつく勢いなので戦線維持は容易。いざとなったら「エリアキュア」も使えるので楽勝。

勝率はほぼ100%。



★クァール(主10、ラ11、フ11、サ11、ア11)
傍にいるFOE、カーマインビーク2匹は予め倒しておく。
クァールとの戦い方はスノードリフト戦と同様、後列に「ブラッドウェポン」を維持しつつ攻撃。
4nT目に全体攻撃の「無明の使者」が飛んでくるが、ラクーナかサイモンが先読みで「エリアキュア」を使えば簡単に対処できる。

勝率はほぼ100%。



★ケルヌンノス(主18、ラ18、フ18、サ18、ア18)
戦い方はスノードリフト戦やクァール戦と同じく、やはり後列に「ブラッドウェポン」を維持しつつ攻撃。
ラクーナはヒーラーボールの「神秘のヴェール」に対抗するため、ヒーラーボールを呼ばれそうになった以降は常に「軟身の呪言」を連打する。

ヒーラーボールを呼ばれたら、速攻で片方のヒーラーボールを処理する。
その後はもう片方のヒーラーボールを放置しつつ、フレドリカの「サンダーショット」やアーサーの「雷の術式」を軸に一気にケルヌンノスを倒す。

勝率は95%くらい。ヒーラーボールが存在する中盤以降に、「ハリケーンパンチ」の麻痺や「沈黙の瞳」の頭縛りなどを極端にもらうと、火力が不足して長期戦になってしまうので若干危うくなってしまう



★クイーンビー(主22、ラ22、フ22、サ22、ア22)
まずは前列にいるノーブルビー2匹を、フレドリカの「レッグスナイプ」を軸に片付ける。
残りがクイーンビーのみになったら、BOOSTを温存しつつクイーンビーの残りHPが半分を切りそうになるまで削る。

クイーンビーの残りHPが半分を切りそうになったら、全員でBOOST攻撃を叩き込んで一気に削る。
こうするとその後すぐに「ローヤルゼリー」を使ってくるので、前のターンに「飛散する毒針」で毒をばら撒かれていたとしても立て直しが容易になるので安定する。
その後は「スピアインボルブ+フレイムショット+火の術式」で一気に削れば倒せる。
「ローヤルゼリー」の回復量を上回るダメージを与えられるので、「ローヤルゼリー」の効果が切れる前に倒せることが多いだろう。

勝率は98%くらい。HP調整さえ誤らなければほぼ勝てる。



★クイーンアント(主24、ラ24、フ24、サ24、ア24)
確定命中率低下&盲目付与の「土けむり」が厄介。
これはクイーンアントの残りHPが4/5を切りそうになった辺りから使用してくるので、この近辺まできたらフレドリカは「レッグスナイプ」連打で脚縛りを狙う。
脚を縛れば「土けむり」を使えなくすることができるし、こちらの攻撃が100%当たるようにもなるのでおいしい。

主なダメージソースは「スピアインボルブ+アイスショット+氷の術式」だが、これらは「土けむり」をくらっていない状態、もしくは脚を縛れている状態の時に使うようにしたい。
また、「女王の鉄槌」が脅威だが、「巨象の牙飾り+フロントガード」でかなり軽減できるのでよほど運が悪くない限り死者は出ない。

勝率は98%くらい。「女王の鉄槌」の当たり具合が悪くて誰かが乙ると一気に不利になるが、まず立て直せるので負けはほぼ無い。



★コロトラングル(主27、ラ27、フ27、サ27、ア27)
ラクーナのTPを温存したいので序盤は「フリーズガード」をなるべく使わないようにし、サイモンの先読み「エリアキュア」連打で戦線を維持する。
こうすると「アムリタU」1個をラクーナに使用するだけで、TPは確実に足りるようになる。運が良ければ使わずに済むこともある。
なお、サイモンのTPは「アムラアウェイク+精神集中」で勝手に回復していくので問題無い。

「フリーズオーラ」によるコロトラングルの火力アップが怖いので、主人公は「力祓いの呪言」を維持しつつ攻撃。
フレドリカ、サイモン、アーサーも適宜攻撃。
中盤以降は「大海原の浸食」が怖いので、ラクーナは「フリーズガード」を連打。これで大体勝てる。

勝率は95%くらい。ラクーナが腕縛りをくらった直後に「大海原の浸食」が飛んできて大半が眠ってしまうと運ゲーになってしまうが、このパターンを引いた時のみ負けがあり得る。練習で1回だけ負けたことあり



★グアンナ(主32、ラ32、フ32、サ32、ア32)
「荒れ狂う鼻息」によるグアンナの火力アップが怖いので、主人公は「力祓いの呪言」を維持しつつ攻撃。
しかし一番怖いのは、やはり「刹那の刺突」による即死追加である。
これに対抗するため、この戦闘の直前にサイモンは「リザレクション」のレベルを5まで上げてある。
これを使えばHP100の状態から蘇生できるので立て直しやすい。BOOSTを使えば全快蘇生も可能なのでBOOSTが溜まっていれば積極的に使う。

攻撃方法は「スピアインボルブ+アイスショット+氷の術式」。
グアンナの残りHPが半分を切ると「逆巻く怨嗟」でこちらを呪い状態にしてくるうえ、「刹那の刺突」も使ってくるようになるため、クイーンビー戦と同じように残りHPが半分を切りそうになったら一気にBOOST攻撃を叩き込むようにし、速攻で倒すようにする。

勝率は95%くらい。練習も含めて負けたことはないが、即死に弄ばれると負けるかもしれない。



★イワオロペネレプ(主34、ラ34、フ34、サ34、ア34)
かなり強い。というのもデスコンが存在するのがつらい。
デスコンとは、「ラクーナが腕縛りor混乱or石化した直後に、サンダーウィングが飛んできて味方の大半が麻痺してしまい、そのまま何もすることができずに負け」というものである。
練習で実際に3回ほど負けたことがあるので、勝率は結構低い。

デスコンの他にも、「ウィングプレス」で回避率を下げられた後の「フェザースピアー」もやばい。
全員に「アリゲーターマント」を装備させてHP+60と同時に突属性耐性をつけても、当たりどころが悪ければ死者が出てしまうほどの威力。
これによる致死率を減らすため、ラクーナが「ショックガード」を使わなくていいターンは「フロントガード」を使っていくのだが、これでも展開次第では死者が出てしまう可能性があるため、この戦闘は常に全滅と隣り合わせである。

攻撃方法はいつも通り「スピアインボルブ+アイスショット+氷の術式」。
常に負ける可能性があるため速攻で倒したいところなのだが、全力で攻撃しても35ターン前後かかるため正直どうしようもない。
うまくいくことを祈るのみである。

勝率は75%くらいだろうか。ちなみにリトライも含めた場合の勝率は93.75%。こう考えると多少はマシになるだろうか・・・。



★ギムレー(主38、ラ38、フ38、サ38、ア38)
中盤までは「フレイムスロワー」を使ってくるが、これは「ラクーナファイアガード連打」でシャットアウト可能。
中盤以降は「多砲乱射」を使ってくるようになるが、これは「主人公防御+ラクーナフロントガード連打」で大体凌ぎきれる。
サイモンは「ディレイヒール」と「先読みエリアキュア」の繰り返し。
これで戦線は大体維持できる。

攻撃はいつもどおり「スピアインボルブ+サンダーショット+雷の術式」。
ただし中盤以降の主人公はHP全快でなければ防御した方が安全。「多砲乱射」が結構やばい。

勝率は95%くらい。「マスタードガス」の状態異常付与運がひどすぎると最悪負けることがある。ひどい時ので「麻痺+麻痺+混乱+混乱+混乱」というのを見たことあり(その時は結局勝てた)



★レン&ツスクル(主38、ラ38、フ38、サ38、ア38)
ターン制限のある戦闘。レンから倒しにかかるが、レンのHP調整が重要。
6ターン目まではレンの残りHPが半分を切らないように調整し、そこから12ターン目までにレンを倒すようにする。
こうすると、12ターン目までは「踏み袈裟改」や「息吹改」などの鬼畜攻撃が飛んでこないので、安定して戦うことができる。
逆に、12ターン以内に倒しきれないと負ける可能性が飛躍的に上がってしまう。
13ターン目がラストチャンス、14ターン目まで縺れ込むともう厳しいだろう。

攻撃方法は「スピアインボルブ+フレイムショット+火の術式」。
主人公とフレドリカには「ブラッドウェポン」や「ブレイバント」を使っておき、ツスクルの「弱法師の呪言」が飛んできても攻撃力を半減されないようにする。
レンを倒して残りがツスクルのみになったら大体勝ち。「ヘッドスナイプ」や「ブラッドウェポン」を軸に一気に削る。

勝率は85%くらい。アタッカー3人が頭や腕を縛られないかどうか、「首討ち改」の即死が発動して味方を落とされないかどうか、「抜刀氷雪改」の前のターンにラクーナが即死したり腕を封じられたりしないかどうか、攻撃をしっかり当てられるかどうか、など多様な運要素が待ち構えているため、12ターン以内にレンを倒せるかどうかには結構運が絡む。



★世界樹の王(主40、ラ38、フ40、サ40、ア40)
「防御陣形+絶耐ミスト」を維持しながら戦う。
「サイクロンルーツ」が脅威だが、「サイクロンルーツ」が飛んでくるターンに「ディレイヒール」を使えた場合は、大体修復できるので問題無い。
一方「サイクロンルーツ」が飛んでくるターンに「ディレイヒール」が使えない場合は、前から順番に「攻撃+フロントガード+攻撃+防御+防御」と行動させ、次のターンが安定するように構える。
これらを繰り返していけば中盤までは戦える。

中盤以降は「王の威厳→テンペスト」というコンボが加わるが、「テンペスト」がこれまた脅威である。
最初の「王の威厳」は世界樹の王の残りHPが半分を切った瞬間に使ってくるので、ここでラクーナが先読みで「防御陣形」を使うようにする。
そして狙い通り「王の威厳」のターンに「防御陣形」を使えたら、次の「テンペスト」のターンは前から順番に「防御+防御+絶耐ミスト+ディレイヒール+火の術式」と行動させる。
こうすると高確率で「テンペスト」に耐えられるので安定。
以降「王の威厳」はほぼ必ず5ターン毎に飛んでくるので、ラクーナが先読みで「防御陣形」を使うようにする。
中盤以降はこれらの繰り返しで戦える。

主なダメージソースはいつもどおり「スピアインボルブ+フレイムショット+火の術式」である。

勝率は98%くらい。ミスさえしなければ大体勝てる。「サイクロンルーツ」や「王の威厳」のターンをきっちり読むことが重要。



★M.I.K.E.(主42、ラ39、フ42、サ42、ア39)
ターン制限のある戦闘。25〜26ターン以内に倒せないと負け。
ただ、ローテが殆ど決まっているので、戦いやすさで言えばかなり楽なボス戦である。

「オールデリート」が厄介だが、これは予め「絶耐ミスト」を使うことで対処する。
「絶耐ミスト」を使うと、ラクーナとフレドリカが「オールデリート」に耐えるようになるので、前から順番に「スピアインボルブ+先読みソーマプライム+サンダーショット+防御+防御」と行動させることができ、攻撃を加えつつ次のターンが安定するようにもすることができる。
ちなみに主人公は「エトリアの勲章」を装備していてHPが200も上がっているため、主人公は素で「オールデリート」に耐えられる。

主なダメージソースはいつもどおり「スピアインボルブ+サンダーショット+雷の術式」である。

勝率は95%くらい。味方が攻撃を外しまくって倒しきれなかったり、「瞬きの閃光」の状態異常運が極端に悪かったりすると負けてしまうことがある



★フォレスト・セル1(主42、ラ40、フ42、サ42、ア40)
「防御陣形」を維持しつつ、ローテに倣ってラクーナは「3色ガードorフロントガード」、サイモンは「ディレイヒールor先読みエリアキュア」と行動させれば容易に戦線を維持できる。
あとはいつもどおり「スピアインボルブ+フレイムショット+雷の術式」で削るだけ。

勝率はほぼ100%。



★フォレスト・セル2(主46、ラ45、フ46、サ46、ア44)
戦い方はフォレスト・セル1戦とほぼ同じ。「防御陣形」を維持しつつ、ローテに倣って行動していけば勝てる。
「セルメンブレン」のターンは攻撃厳禁。このターンに主人公とフレドリカは自分に「ブレイバント」を使用して火力を高める。
「アクティベイト」は「ラウダナム」で打ち消す。
「ハルマゲドン」はHP全快なら全員素で耐えるので「ディレイヒール」で十分。

勝率は98%くらい。「ネクローシス」・「エンタングルレイ」・「太古の呪粉」に弄ばれると負けがあるかもしれないが、まあ大体勝てる。
 


 
8.アムリタ・ハマオ使用計画

戦略の概要の項目でも少し触れたが、「アムリタ」や「ハマオ」などのTP回復系アイテムは、「道中で手に入るもの」、「クエストを達成することで手に入るもの」、のみを使うことにした。
以下これを踏まえて使用計画を記す。


【入手できるアムリタやハマオの個数一覧】
「アムリタ」:2個
「アムリタU」:7個
「ハマオ」:3個


【使用計画】

 ボス戦名  使用物資  使用目的&備考
 スノードリフト  「アムリタ」1個  「火の術式」を使うアーサーのTPを回復させる

 クァール

 「アムリタ」1個  「氷の術式」を使うアーサーのTPを回復させる
 コロトラングル  「アムリタU」1個  「フリーズガード」を使うラクーナのTPを回復させる
 ただし、展開運が良ければ使わずに温存できる場合がある
 フォレストデモン  「アムリタU」1個  回復役のサイモンのTPを回復させる
 ただし、展開運が良ければ使わずに温存できる場合がある
 イワオロペネレプ  「アムリタU」2個  回復役のサイモンのTPを回復させる
 ただし、展開運が良ければ使わずに温存できる場合がある
 ギムレー  「アムリタU」1個  「ファイアガード」と「フロントガード」を使うラクーナのTPを回復させる
 レン&ツスクル  「ハマオ」1個  「スピアインボルブ」を使う主人公のTPが微妙に足りないので回復させる
 世界樹の王  「アムリタU」2個  「スピアインボルブ」を使う主人公のTPを回復させる
 回復役のサイモンのTPを回復させる
 M.I.K.E.  「ハマオ」1個  「スピアインボルブ」を使う主人公のTPが微妙に足りないので回復させる



【補足】
・「ハマオ」が1個余るが、これはどこかでTPが不足した場合の緊急時に使用する
・「アムリタU」を温存できた場合は、イワオロペネレプ戦・ギムレー戦・世界樹の王戦で主人公に追加で使って、「スピアインボルブ」を打てる回数を増やして加速を狙う
 


 
9.チャート

かなりの文章量になってしまったのでこちらに移しました。
 


 
10.実際のプレイ

★1層
・「柔らかい皮」を最速で入手することに成功。「レザーブーツ」を早期に購入することができたので安定を得つつ加速させることもできた
・道中のエンカ運はかなり良かった
・スノードリフトは少し遅れて撃破。テラーが計2人に入ってしまったのと、攻撃をやや外し気味だったのが原因


★エリアT
・道中。エネミーアピアランスの進行が極端に早い区間があり、1エンカしてしまった
・最初のクァールから逃げる際、14ターンかけても逃げれないという謎のツンを引く。15ターン目に逃走成功
・カーマインビーク2戦。直前に1エンカ処理していたこともあり、TPが不足気味になって若干遅れた
・クァールは普通に撃破。「無明の死者」の直前に「常闇のゆりかご」が飛んできて3人眠らされてしまったので若干危うかったが、先読み「エリアキュア」を使えるラクーナが起きていたので事無き


★2層
・後列3人に対する「カザック」(最大HP+20)を買い忘れた。これ、クリアしてレポートを書くまで気づかなかった。道中おかしいなと思う箇所は何回かあったのに何故気づかなかったのか・・・
・「来光鳥の光爪」を最速で入手することに成功。「鳥嘴銃」を早期に購入することができたので安定を得つつ加速させることもできた
・計2回の採取で「樹液の塊」が手に入らなかったので、渋々B6Fに採取しにいく流れになった。その時一発で「樹液の塊」を入手できたのは良かったのだが、ついでに回収することにしていた白水晶部屋の「アムリタU」を回収し忘れてしまった。とはいえ今思うとあのまま「アムリタU」の回収に向かっていたらエンカが発生していたと思われるので、結果的には悪くない展開になった
・採掘運は上々。災いの巨神挑戦前に所持金が8000エン以上あったので、採掘計2回をカットできた。まあこんなに余ってるのは「カザック」3個買い忘れてるからなんだけど(笑)
・災いの巨神が一発で「大王の牙」をドロップ。「氷漬けの象牙」も手に入れることができたので今後の金策に余裕ができた
・ケルヌンノスは普通に撃破。「沈黙の瞳」の頭縛りがアーサーに2回入ったり、「ハリケーンパンチ」の麻痺がサイモンに1回入ったりとそこそこ不利な展開に陥ることが多かったが、こちらの攻撃がかなり当たっていたのでそれほど遅れずに済んだ


★エリアU
・マップ右下の箱を操作しにいく際、エネミーアピアランスの進行がかなり早く1エンカしてしまった
・巡回する青蜂3戦。3戦とも1回ずつ脚縛りが入ってくれたのでスムーズに撃破することができた
・クイーンビーはかなり早く撃破できた。1ターン目のノーブルビーに脚縛りが入ったので1匹目のノーブルビーは速攻で倒せ、2匹目のノーブルビーにもすぐに脚縛りが入ったのでこちらも速攻で倒せた。クイーンビー自体も変な状態異常や縛りを殆ど仕掛けてこなかったので速攻で撃破


★3層
・クイーンアントもかなり早く撃破できた。「土けむり」が飛んでくる可能性のある前後できっちり脚縛りが入り、脚縛り2ターン継続。その後も「土けむり」が暫く飛んでこなかったので、「スピアインボルブ」等で一気に削れた。結局「土けむり」をもらったのは終盤の1回のみで、その後もかなり貫通して当てられていたので早い
・「竜宮の真珠」(「獣避けの鈴」入荷の素材)を入手することに成功。これを入手できるかどうかで以降の安定度やタイムがかなり変わってくるのでこれは大きかった
・コロトラングルは普通に撃破。終盤にラクーナが「テイルコイル」をもらってしまったのでヒヤリとしたが、運が良いことに腕だけ縛られていなかったので事無き。なお、「アムリタU」は温存できなかった


★エリアV
・エリアVを探索する前に4層の探索。「火鼠の頭蓋」は、B16Fの探索が終わった後3エンカ目に「火炎ネズミ2」を引いて一発で入手することに成功。無駄に3エンカ発生させてしまっているが、運はそれなりに良い方である
・エリアVを探索する前に3層の探索。這いよりし暗殺者が一発で「硬質のワニ皮」をドロップ
・グアンナは普通に撃破。「刹那の刺突」でラクーナとアーサーが同時に即死した時はかなり焦ったが、「稲妻の突撃」とのコンボにはならなかったのでうまく立て直せた


★4層
・フォレストデモンは早めに撃破。「ヘッドスナイプ」による頭縛りが一度も入らず、「死の眼光」でラクーナが2回即死したが、攻撃をかなり当てられていたおかげか早い。なお、「アムリタU」を温存することに成功
・イワオロペネレプには大苦戦。まず、「サンダーウィング」が殆ど飛んでこず、イレギュラー行動ばかりで安心できるターンが殆ど無かった。さらに中盤以降、「サンダーウィング」が飛んでくる前のターンにラクーナが状態異常や腕縛りで拘束されることが2回もあり、そのうち1回は「サンダーウィング」を素でもらった直後、麻痺に翻弄されてサイモンの「ディレイヒール」もアーサーの先読み「ソーマプライム」も機能しなかったので完全に運ゲーになってしまった。その後、主人公のみHPが150前後あって残り4人はHP2桁という全滅寸前の大ピンチに陥っていたのだが、次のイワオロペネレプの行動が「主人公に打撃」という唯一全員が生存する選択を取ってくれたので運良く立て直せた。これが「フェザースピアー」だったらほぼ全滅していただろう。運で勝てたようなものだが、このデスコンは対処のしようが無いので悔しいが仕方ない。フォレストデモン戦で「アムリタU」を温存できていたので主人公に使ったのだが、それでも撃破に39ターンかかってしまったほどの大苦戦。そのため当然「アムリタU」の温存はできなかった


★エリアW
・ギムレーにも大苦戦。というのも中盤以降に飛んでくる「マスタードガス」がksゲーだった。サイモンに計2回毒が付与して即死。「あれ?毒くらうとサイモンってHP全快でも耐えられないんだっけ・・・?」と一瞬思ったけど、やはり「カザック」購入忘れには気づいていない。まあ「カザック」購入忘れはひどいにしても、サイモンが2回連続で毒をもらうのはひどいなと思ったり。1回目はともかく2回目は耐性ついてるはずなのに・・・。このあたりで「ネクタル」の個数に不安が走る


★5層
・レン&ツスクルは普通に撃破。序盤は主人公が腕を2回も縛れられるという、またしても耐性など無かったかのような展開になってしまったが、「首討ち改」による即死が一度も発生しなかったのでその点では運が良かった。11ターン目にレンを撃破。その後「ネクタル」の残り個数を気にしてサイモンを後列にしたまま戦っていたのだが、「ペイントレード」が後列のサイモンにささって乙。結局「ネクタル」を使用する展開に
・「混沌の大複眼」を最速で入手することに成功。「蜻蛉切」を早期に購入することができたので安定を得つつ加速させることもできた
・世界樹の王戦は遅い。というのも、「サイクロンルーツ」をくらった直後、何故かアーサーの残りHPが28とかしかなく、「サウザンドネイル」1発でやられてしまうようだったので防御して受けに回らざるを得なかった。まあ「カザック」購入忘れが原因なんですけどね。ほんとなんで気づかないんでしょうねぇ(笑)


★エリアX
・M.I.K.E.前の惨禍の宿刈りを倒すのに6ターンもかけてしまった。相手のスタンが決まりまくったり、こちらが攻撃を外しまくったりでどうしようもなかった。ここでの撃破ターンはM.I.K.E.戦の勝率に直結するので、プレイ時は気が気でなかった
・このままではやばいと思い、急遽主人公とフレドリカのATKブーストを1〜2ずつ上げることに。妥協して負けたらかなわん
・M.I.K.E.戦。結論から言うと21ターンという速さで倒せた。それは良かったのだが、「オールデリート」のターンにフレドリカの回復ラインをしっかり守っていたにもかかわらず何故かフレドリカが乙。やっぱり最後まで「カザック」購入忘れに気づかないのであった。あと、「瞬きの閃光」で「混乱+麻痺+麻痺+麻痺+麻痺」という意味不明な状態異常をもらってしまい、次のターンにほぼ全員が動けず詰んだと思ったが、その次のターンにラクーナを含む2人の麻痺が自然治癒したので事無き。ここでラクーナの麻痺が治っていなかったら「電磁投射砲」で壊滅するところだった


★6層
・フォレストセル1戦目は早め。11ターン目に撃破
・フォレストセル2戦目は遅め。「ネクローシス」が計3回飛んできたのだが、これで主人公が2回も即死してしまったのが原因


★全体
素材運◎:主要素材がほぼロス無く集まったうえに、「獣避けの鈴」もきっちり入荷させられたので素材運はかなり良かった
ボス戦運○:中盤以降のボスがかなり強かったが、「カザック」購入忘れからきている事故が多いだけでボス戦運自体はそれほど悪くない
プレイング△:「カザック」購入忘れさえ無ければ○があげられた。忘れるだけならまだしも、途中で全く気づいていないのがアフォ。しかし、中盤以降のボス戦ではあれだけ不利な状況に陥りながらもきっちり乙無しで突破することができていたので、そういう意味では○があげられたのかもしれない
 


 
11.あとがき

ここまで読んでくださってありがとうございます。
「カザック」購入忘れは悔やまれますが、素材運がかなり良く、予想していたタイムよりもかなり早いタイムを出すことができたので記録自体には満足しています。


ちなみに今回の記録、5:15:00を出すための試行回数は1回でした。
そのため苦労の末ようやく出せた記録というわけでもないので、「カザック」購入忘れのリベンジも兼ねてもう1回通してみるというのはありなんですが、正直そこまでのモチベは無いので暫くはやらないと思います。
通し自体は楽しいんですけどね。特にザコ対処とボス戦が。
ただ、会話送りや戦闘メッセージ送りの際に、ボタンを押しっぱなしにしなければならないのがつらい。笑


新世界樹のStoryは戦略がほぼ一直線に決まってしまう傾向があるので、ここから新しい戦略や短縮案を見つけるのは難しそうですが、もしこれらの改善案を見つけることができた方は是非RTAに挑戦して頂きたいです。
もちろん、現状誰も手をつけていないであろうClassicの方に挑戦して頂くのもありだと思います。むしろこっちの方を見てみたいかも。
自分はStoryの方で十分満足してしまったのでClassicをやる予定はありませんが、もしやってみようという方がおられましたら是非挑戦してみて下さい。楽しみにしています。
 


 
12.謝辞・参考文献

CLITHさん
今回のRTAを行うにあたり、twitter上でいろいろアドバイスを頂きました。
また、今回のレポートを書く際に世界樹4RTAのレポートの方も参考にさせて頂きました。


新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 Wiki
Privespa − 新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 攻略
各種攻略情報を参考にさせて頂きました。